【サイドFIRE生活】踏ん切りがつかない「あと1年症候群」とは(OneMoreYearSyndrome)

頑張ってお金を貯めて、あともう少しでサイドFIREならできるかも!でも本当に仕事を辞めても大丈夫かな…後悔するかもしれないし、もう1年だけ様子見てから決めようかな…

こんな悩みってありませんか?これは「One More Year Syndrome」と呼ばれるもので、FIREやアーリーリタイアを目指す方の多くが経験されるものだと思います。

そういう僕もこんな風に悩みました。悩んだあげく、1年先延ばしにしてから思い切ってサイドFIREしました。

こんにちは、いそじと申します。僕は、妻子有りですが50代前半でサイドFIREしました。実際にサイドFIREしてみて、「One More Year Syndrome」やサイドFIREを1年先延ばしにしたことについて、今の心境を書いてみたいと思います。

目次

「One More Year Syndrome」時の心境

僕が仕事を辞めるか迷った時の心境は、こんな感じでした。

  • 今の仕事を辞めたら、まともな再就職先はないだろうな
  • 妻や子になんて説明しよう
  • 今は株式投資の調子がいいけど、辞めてから暴落がきたらどうしよう
  • インフレが続くなら今の資産では足りないかも
  • あともう1年お金を貯めたら、どれくらい違うかな
  • そもそも辞める必要があるのか

こんなことを毎日考えて、堂々巡りの日々でした。

仕事を辞めることは、非常に大きな決断です。若い人ならまだしも、40代以降だと再就職も難しいですからね。

サイドFIREを1年先延ばしにしたことを後悔したか

結局僕は、サイドFIREを1年先延ばしにしました。理由は、ただ決断できなかっただけです。

今、1年先延ばしにしたことを後悔しているかと聞かれると、「1年先延ばしにして良かった」というのが本音です。

理由は、

  • ゆっくり考えて、自分の色々な気持ちを整理してからサイドFIREできた
  • 前もって仕事を辞めることを上司や同僚に伝えることができた
  • 1年分、貯蓄したので余裕が少しできた
  • 家族とゆっくり話し合えた

普通は、決断してさっさと辞める方がカッコいいと思うのですが、僕の場合は1年悩んでよかったと思っています。

「One More Year Syndrome」について

思い切って辞められるかどうかは、性格の違いもあるでしょうが、置かれている環境の違いが大きいと思います。

例えば、独身の方で50代以降であれば不確定要素も少ないので、正直サイドFIREの目途が立ったら辞めてしまっても何とかなると思うので、気持ちの整理さえつけば決断すればいいと思います。

でも、家族(特に子供さん)がいらっしゃる場合は、なかなか決断できないと思います。僕も、子供への影響や学費のことを1番最後まで悩みました。

僕の場合は、子供もある程度大きくなっていましたので、子供の学費もおよそ想定できました。ですので、子供の学費は手をつけないように銀行預金にしてまとめて置いておくことにしました。

まだ、サイドFIREして数か月しか経っていないので何とも言えませんが、今のところ子供に悪影響は感じられません。もし、今後子供に変化があればブログに書きたいと思います。

まとめ

会社を辞めるとなれば、誰でも多少は迷うと思います。

もしかしたら、辞める背中を押してほしい方もおられると思いますが、僕の気持ちは、「もし迷うのなら1年先延ばしにして、ゆっくり準備すればいい」と思っています。

万一、ブラックな会社で、もう心身が限界という方は何より健康が1番ですので、早めに決断された方がいいと思いますが、そうでないのであれば1年は落ち着いて考えた方が、後から後悔も少ないと思います。

ただ、辞める決断がつかず、2年、3年と悩んでいると、いつまで経っても辞めることができなくなってしまいます。せっかく辞めれる環境にあるなら、自分で期限を切って辞めるか辞めないかを決めないと、悩んでる時間がもったいないですよ。

実際、辞めてしまうと、辞めるまで悩んでいたことはほとんど気になりません。性格もあるかもしれませんが、まぁ何とかなるだろうと思ってしまいます。

最後に、サイドFIREして思うのですが、家族がいる方は、奥さんがきちんと納得しているかどうかは何より重要だと思います。時間をかけて奥さんと二人三脚で準備してください。

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